西の魔女が死んだ
西の魔女が死んだ (新潮文庫)
梨木 香歩 / / 新潮社




先日、お義母さんが双子達にお手製の本を持ってきてくれた時
私にも、この本を読んでみてと持ってきてくれました。
ちょうど読んでみたいなと思っていたので嬉しかったです。

風の気持ちいい日の午後
双子達がよくお昼寝をしてくれたので
その間に読めてしまいました。

とても文章が、情景が綺麗でした。
西の魔女(主人公のおばあちゃん)の家のナチュラルなライフスタイル、庭の美しさ
想像でしかないけど、ちょっと憧れてしまいます。
映画も話題になっているとか。見てみたいです。

きっとこれから子育てをしていくしていくうえでとても参考になる・・
でも、そんな事より、久しぶりに昔感じていた色々なことが
鮮明に蘇ってきて、不思議な気持ちになりました。





4歳くらいの時、どうして私は今この女の子の姿をしているんだろうと
ずっと真剣に考えていたこと。
中学生の頃はグループにうまく入っていることができたのに
高校生になった途端、そういう事が煩わしくなったこと。
祖母の家の裏山にある竹林の中がとても神秘的で綺麗と思っていたこと。など

きっと主人公の女の子と同じ、もしくは誰にでもこういう経験があるのかもしないけど
少し感受性の強いタイプだったのかもしれません。
魔女修行と称しておばあちゃんが教えてくれるたくさんの大切な事
こんなふうに上手く言葉で表現してくれる人がいたら
私ももっと器用に生きてこれたのかも・・なんて考えていました。

西の魔女の話しで、おじいちゃんが亡くなった後
魔女のお誕生日の日に、庭に行くと一面のワイルドストロベリー
ルビーの絨毯のようなその美しさに、
そしてそれがおじいちゃんからのプレゼントに感じ泣いたという場面
私の祖母も祖父が亡くなった後
困った時には誰かが助けてくれているように感じると話していた事を思い出しました。
どちらも偶然なのかもしれないけど、そんなふうに感じられる心、絆
とても美しいと感じるのです。

私の祖母は、話や悩みを聞いて道筋を示してくれるというのではないけれど
おじいちゃんを本当に大切にしていた事、丁寧に家事をしている様子
色々な大切な事を態度で教えてくれていたように思います。
父の小さい時の話をたくさん聞かせてくれて、私はその時間が大好きで
次々と家事をこなす祖母にくっついて、もっとお話聞かせてとせがんでいました。
宝物のように大切な思い出です。

たくさんの事を感じ、思い出させてくれた本でした。
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by sarah720 | 2008-07-23 23:56 | book
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